カテゴリー
私達はものの見方として、カテゴリー別に見る事を長い間しています。無意識のうちにそうしているのではないでしょうか。全員ではなくとも、多くの方にこの様な、癖、がついているように感じます。私も多分にその傾向があります。カテゴリー別にした方が簡単で便利ですからね。でも私はそれだけに頼るのは危ないなと感じていて、カテゴリー的判断をしているかなぁ、とたまに気づいては修正を図り、また忘れ、そしてまた、ハッと気づいては修正を図るという繰り返しです。
例えば、○○に属しているから良い人とか、△△に属しているから悪い人などと、それだけで単純に判断してしまっているのではないでしょうか。その人の言動や行動をよく見て判断した方がより安全なのかもしれません。もちろん、直感や第一印象は大事だと思います。
実例をあげると、MSMの中でCNNは世界的に有名で、多くの人々がここが発信する情報を毎日見て、盲目的に信用してしまっているかと思います。それで、私はここの社員です、または、社員でしたという人がいたら、まずは安心するのではないでしょうか。さらに社会的地位として信頼できる人とする人が多いのではないかと思います。しかし、この様な人でも、自分と考えが違う議員に対して、殺害を予告し、脅迫した末に逮捕されるということがありました。本来、言論の自由を最も重視して活動しなくてはならない報道関係の人達の中から、この様な人が出たということ自体、大問題であり、今を象徴する出来事でしょう。この逮捕された人は、もし、第一印象も良ければ、大企業の社員であるというカテゴリーを理由に安心、まずは信用され、良い人と判断される事が多かったのではないでしょうか。
もう一つは、今回の衆議院選挙において、自民党の元副総裁の方が他党の応援演説をするという事があったようです。誰を応援しても構わないですが、自身の立場を考慮したら問題があると感じます。思想的な変化なのか、個人的なものなのか、考えに共鳴したのかは分かりませんが、論議を呼ぶと思います。問題なのは、こうする前に、自身の立場を考慮した上でやらなくてはならなかったこと、例えば、まわりに対する事前予告なりのプロセスなどをすっ飛ばしている事だと思います。カテゴリー的に見ると、自民党の元副総裁は自民党の候補者を応援するのがあたりまえ、当然、と普通に思うでしょう。しかし、違いました。この副総裁の最近の言動,行動をよく見ていたら、何か変だな、と気づいたかもしれません。
本当にこの世界は、何が起こるか分かりません。
だから面白いのですね。興味深いと言った方が良いかもしれませんね。
ここ最近は何か変だなと感じることが多くなってきてます。変則的というか、何というか、私はそう感じることが多いです。また、ある人は街を歩いていて、すれ違う人に、人間離れしたものを感じると言ってた人もいました。私はそこまでは感じてませんが、、。
いずれにしても、世界の大変化がスタートしてますから、発想をより柔軟にして、楽しんだ方が良さそうです。
びっくりすることが起きるのは、まだまだこれからです。元大統領の逮捕とか、あるかもしれません。冷静に見ていきましょう。
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