今の思いは

意識

今の思いは
 先日、なんとなくテレビを見ていたら、アナウンサーが”私達の安心、安全”という言葉を話しているのが耳に入って来ました。その時パッと私の頭に浮かんだのが、「本当に必要かどうかもう一度よく考えてみる時なのかもしれないな」という言葉でした。何を言いたいかというと、それは国、政府、政党、行政組織、税金、社会保障システム、会社、学校などすべてのことについてのあり方についてです。それらは私達の安心、安全の為にきちんと機能しているのでしょうか。本当にすべての共存、共栄、共生の為に調和的に機能しているのでしょうか。少なくとも私の目には、どこかの誰か、権力大好きチームとそのminionの策に従ってしまっていてあまり機能していない様に見えるのです。それらの組織などのいずれかに所属してお給料を得たり、何かしら必要なものを得ながら生活しているのは確かです。なので、いきなりシステムを変えたら生活できなくなる人もたくさん出てくるでしょう。だから、何かの策を出していきなりこの様にしましょうとは言えませんし、拙速にはできないことでしょう。しかし、明らかに機能不全になっている様な気がするのです。こんなにも多くの人達が、不安や恐怖を感じて生きているのは、何かが違っているのだと思います。その様な風景があちらこちらに見えるのです。たぶん同じ様に感じながら”どうにもならない、世の中変えられない、仕方がない”として暮らしている人はたくさんいる様な気がします。でも、世の中や他人を変えることは難しいけど、自分の思いを変えることはできます。あたりまえに感じるこの視点に立って自らを修正し始めないと何も変わらないと思うのです。すべての人一人一人が内面を見つめなければ何も変わらないと思います。王様も皇族も大統領も首相も社長も金持ちも貧乏人も偉いと思っている人も偉くないと思っている人も誰も彼もすべての人がです。そうして下さいと強制はできませんが、私は内面を見つめなければならないと強く思います。

生きる目的は何ですか?

 すべての人の思いの結果がこの世の中の現状です。良い悪いを言いたいのではなくて、何かしら修正した方が良いことがあるのではないかと感じるのです。それは私達一人一人自らの修正の必要性ということです。
 私達人間は自らの意識をどこに置くかで結果が変わります。目の前に現れる事象が変わります。前にも書いたことがありますが、トルコのドラマでオスマン帝国を描いたものを見ているのですが、自分の地位、名誉を守る為や権力の座を得る為に兄弟を殺したりする場面がたくさん出てきます。そこには”どうにもならない、世の中変えられない、仕方がない”とする見方が容認されています。また、皇帝は神に例えられ誰もが絶対命令として言うことをききます。さらに皇帝は領土を拡大する為に軍を派遣し他民族の人々を殺戮し続けます。これらのことがなかなか止まず長年続いて来たのはその当時の人々の集合意識の表れなのだと思います。つまりそんな世のあり方を認めている人がある一定の割合でいる結果だということなのではないでしょうか。中には、その様なあり方をいけないことだと思い、流れを変えようとする人達もいたでしょうが、今に至るまで同じ様なことが続けられてきたのには、平和への思いがあともう少しだけ足りなかったのかもしれず、その思いそのものを自ら生きる人が少なかったのかもしれません。
もし今私達人間が安心して暮らせるようになる為にとの理由で発言したり行動したりしたら様々な妨害に遭うかもしれません。例えば、国連やG7、世銀、WEF、政府、会社などで決められたことに対して、どう考えても人々の安心安全に結びつかないと思うことがあるとします。それらに対して自分がどう対処するかです。周りに合わせてそれに従う(みんなやってるからということなど)、信奉している人が言っているから従う、何か違和感を感じて自分で調べてその直感に従う、などの様々な選択肢があります。しかし、どれを選択しても最終的に決めたのは自分です。ならば、本当はこう思うということを選択した方がいいのではないでしょうか。それをする勇気があるかどうかだと思います。しかし、いざやるとなるとなかなか大変です。否定、批難、いやがらせなどにさらされるかもしれません。まだまだ金持ち権力者の側に立ってしまう人が多いのも事実です。
 私達人間の意識の置き場所は無限にあります。自分では想像もつかないことをする人達もいます。気をつけないと飲み込まれてしまうかもしれません。でもそれは、もしかしたら波動が共鳴しあっているからなのかもしれません。自分が放つ波動を受信するということです。類は友を呼ぶのです。だから、自分が放つ波動は大切なのです。思い(意識)をどこに置くかです。こうしたいという思いを貫くには強い意志を持ち、忍耐強くあること、さらに前に進む勇気を持ち、それを継続する努力が必要です。でも、やり方は人それぞれです。その人の適正な時期(タイミング)というのがあります。だから、優しく、互いに思いやり、他人に強制することなく、自分のやりたいことをきちんとできる世の中になればいいなと思います。

生きる目的は何ですか?

それは、真の自分が何なのか、はっきりと自覚することです。そして、それそのものを生きることです。つまり、真の自分とは愛そのものであり、それ故に、すべてを労り、すべてを思いやり、すべてを愛し生きることです。

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