個の独立と融合
これは、松久正医師がいつも言っている言葉です。
昨日、私は、「自分はどんな世界で暮らしたいのだろう」と、ふと思いました。そこで改めて考えてみたら、この言葉が頭の中に浮かんできました。
個の独立と融合の世界は、支配と従属関係が無い世界です。何かに取り組む為の”正しい方法”を他の人から強制されたり、制度化されたりして、自分の意思や選択が制限されない世界です。また、自分が何かに取り組む時に、
それをする為の”正しい方法”を、いろいろなところを探すことから始めるのではなくて、自分は、それをどの様に体験したいのかを心の声を聞いてみて、それに素直に従い、”自分独自の経験を創造する世界”です。(これと同じ様なことを、kokoro centuryさんがyou tubeで話していました。文言を一部引用させて頂いてます)つまり、 “これはこうするのが普通”、”あれをするときはこれはしてはいけない”などという制限を、自分にも、他の人にも設定しないということです。なので、自分の心の声をよく聞いて、それに素直になることから始まる世界です。
これは、個人個人がやりたい様にやって、バラバラになることを言っているのではありません。一人一人が、それぞれの心の声に素直になるのが、まず先にあり、それから、「一緒にやろう」というお互いの合意の元で、何かを共にするという世界です。だから、そこには、強制、脅迫などは無くて、必然的に、
“支配と従属関係”も無くなる世界です。お互い助け合うという気持ちがあれば充分可能だと思いませんか。
地球には、人類が生きていくだけの食べ物の量は余裕だとする意見もあります。住む所、着るものにも問題がない様です。実は、危機や諸問題を意図的に作り出している人達がいるのです。
昔から、その土地ならではのやり方があります。衣・食・住、その他にそれぞれのやり方があります。それは長い時間をかけて、そこに住む人達が試行錯誤しながら会得してきたものです。自然と共存するとの考えのものがたくさんあります。そしてそれが非常に大切なものなんだと思います。それを”どこかの誰か”の都合のいい様に、あるやり方を世界中に適用してきた結果が今です。それで、いろいろな歪みが生じるのは当然の結果だと思います。その歪みを、またまた、どこかの誰かが自分達に都合のいい様に修正しようとして、様々な歪みを生じさせて、地球までも痛めてしまっています。SDGsはその典型例です。その”どこかの誰か”は、自分が唯一存在できる地球という星を自ら破壊しています。一体、何をしたいのでしょうか。
要するに、個人が何かに取り組む為の”正しい方法”などというものは、他を探さなくて構わないし、強制や制度化などはまったく必要ないということです。たしかに、マニュアル的なものは、一見すると便利に見えるし、慣れてしまうと、ある意味楽だと思います。しかし、それを続けていると、あてがわれている事にも気が付かなくなり、気が付いたら従属していたなんて今みたいな事になります。
私は一分一秒でも早く、今の支配と従属の世界から抜け出したいです。そして、”自分独自の経験を創造する世界”で生きられる様にする為に、あらゆる努力をしたいと思います。つまり、私達が何かに取り組む時には、それをどの様に体験したいかを心に聞くこと、そして聞こえてきた心の声がその答えなのだということです。それが自由にできる世界に行きたいのです。
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