地球のためにできること

地球のためにできること
　今の地球の状態を見てみると、私達人間が起こしている、戦争、過度な競争、諜報、詐欺、人身売買、臓器売買、搾取、強制、拷問などのことから放たれている不調和な想念に覆われています。人間が起こしている、これらの錯覚事が招く結果とは、悲しみ、不安、恐怖、嫉妬、殺意、絶望などでしょうか。いずれにしても、多くの不調和な想念が地球を覆っています。一体地球はどう感じているのでしょうか。非常に居心地が悪いと感じていることは、容易に想像がつくと思います。
もし、自分の周りを、この様な不調和な想念を持つ人で取り巻かれたらどうでしょうか。もし、毎日過ごす家庭がこの様な状態だったらどの様に感じるでしょうか。やはり、居心地の悪さに耐えられず、何とか解決を図ろうとしたり、それでも無理と感じたら、家から逃げるか、最悪の場合には、対象の人やものを排除しようとするのではないでしょうか。しかし、地球はその様な不調和な想念から、自ら居場所を変えて逃げる様なことはできません。地球が自ら解決するには、対象物を排除するしかないと思います。つまりそれは、地震、津波、洪水、噴火など、人間が言う、天変地異という方法なのかもしれません。
また、地球の変化は太陽系の他の星にも影響を与えますから、太陽からも、何かしらの反応があるかもしれません。私達人間が、これだけ長い間、地球を不調和な想念で覆い尽くしてきたことへの反応が、いずれ近い内にあっても何ら不思議ではないと思います。なぜなら、全てには繋がりがあるからです。波動共鳴です。私達が認識している以上に、人間が放つ思いの想念には、凄まじい力があるのだと思います。
これから、美しい地球、平和な地球に戻すには、私達一人一人の思いを変えなければ、最近しきりに科学者が言っている様に、太陽からの反応で地球が大きく変わってしまうかもしれません。もう、誰に勝ったとか、誰々をやっつけたとか、資源を独占した、お金を独占した、権力を握ったなどと、そんなことをしている場合ではないところまできているのかもしれません。私は恐怖を煽っているのではありません。もし私達人間が排除されて肉体を失ったとしても、私達の本質は永遠不滅ですから、肉体死を恐れることはまったく無いと思います。しかし、これだけ美しい地球に、学びの場を長い間黙って提供してもらってきたにもかかわらず、最後は、私達の不調和な想念に地球が耐えられず、大きく地球を痛めつけた挙句に排除されて、一旦、地球での人間の歴史を終えるなんて、残念すぎると思います。そうならないように、私達に出来ることは、不調和な想念を自ら払拭することです。その為には、共存、共栄、共生の思いで、調和の想念で地球を満たすことです。それは、私達人間の本質を思い出すことです。それは、やさしく、愛に溢れ、互いに思いやり、他人に強制することなく、自分の好きなことがきちんと出来る地球に戻すということです。
このことが理解できる人は、地球に「共存、共栄、共生という調和の波動を」、荒れ狂う人がいたら、「この者に光を、心に安らぎを」という祈りで、愛の波動を送ってみて下さい。私は、まず、やってみる、ということが大事なことだと思います。何もしないで、あぁ、あの時やっておけば良かったでは取り返しがつかない事があると、私は思います。これから、地球で学ぶ人達の為にも、また、今まで私達にたくさんの学びの場を提供してくれた地球に対しても、私達は、元の緑溢れる美しい地球に戻して去ることが、地球に対する礼儀ではないでしょうか。