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「自分がしていること、している分野が、全体の中でどの部分を占めているのか、それが全体に対してはどのような影響を及ぼしていくことになるのか」
山田征さんの「光の帯になって」という本の中の言葉です。山田さんは環境活動家でもあります。

 私達は自分がしていることを意識しているでしょうか。している分野を意識しているでしょうか。さらに、それが全体の中でどの部分を占めていて、全体に対してどのような影響を及ぼすのかを意識しているでしょうか。
 私達は地球に生かされています。自然の一部として存在を許されています。しかし、自由意思があるために、勝手気儘にやりたい放題してきました。地球からすればもうちょっと耐えられない、邪魔、うざいとなり、限界となったらそれなりの結末を迎えると思います。
 私は何でも自由にやっていいと思っています。ただし、やり方が間違っていたら修正しなければならないと思います。今はもう直す時期だと感じます。今までは、優しくないし、愛に欠けていたし、思いやりがたりなかったし、他人に(地球、自然に)強制的に、やりたい放題やって来ました。自分の好きな事をきちんと、ではなくてです。
 私達は地球、自然、全てに誠実で謙虚にならなければならないのではないでしょうか。だからと言って、私はCOP26SDGsに賛同しようとは思いません。むしろあの手の詐欺的なものは、余計に地球、自然に対して破壊的で、傲慢の極みだと思います。あの様なものの究極の動機はお金と支配にある様な気がします。持続的に開発し続けたらどうなりますか。世界各地で諸条件が違うのに、誰が決めたか分からない事を一律的に同時にやったらどうなりますか。地球、自然のことを全く考えてない様にしか見えません。このシステムを考えて強制する、いわゆるエリートとは、傲慢なのだと思います。しかも、自分達でそれに気付いてないのでしょう。
 もう、人との分断、自然界すべてのものとの分断は終わりにしましょう。
分断化、細分化は終わりにしましょう。
本来はひとつなのですから。
 そして、豊かさとは何なのかとか、所有の概念についてとか、死生観についてなど、今までとは大きく認識を変える時に来ているのだと思います。
そうしないと、地球に弾かれてしまうかもしれません。我々人間だけが。
 今までこんなにも長い間、やりたい放題やって来ましたから、こうしたらこんな結果になるということも、もう充分過ぎるくらい分かっていると思います。だから冒頭の言葉をもう一度自分に言い聞かせてみたいと思います。
「自分がしていること、している分野が、全体の中でどの部分を占めているのか、それが全体に対してはどのような影響を及ぼしていくことになるのか」
そしてそれは、やさしく、愛にあふれ、互いに思いやり、他人に強制することなく、自分の好きなことをきちんとしていることなのだろうか、と。もしそうでなければ、これからの地球がその様な世界になるように努力したいと思います。
大丈夫です、そうやって大元に一歩近づきます。

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