料理

生活

料理
 我が家では、日々の食事の準備は、私の係になってます。うちは、基本的に一日二食です。私達は、あまりこだわる方ではないので、適当に食べたいと思ったものを作ります。かみさんは、料理があまり好きではないらしく、いつだったか、かみさんが毎日の料理に苦痛を感じていると察して、「私がやる」と言ってしまいました。それ以来、ずっと、ほぼ全て私が料理をしています。もう十年以上になるでしょうか。でも、私は、全く苦痛を感じませんし、むしろ夕飯は何にするかとか、材料を買いに行くのに、数件のスーパー巡りが楽しいくらいです。小さな頃から台所仕事を手伝っていましたので、それが影響しているのかもしれません。作業している時に無心になれるからかもしれません。側から見ると、夢中になっているそうです。
また、特にレシピ本などは見ません。家にある材料で、いろいろ工夫したりしています。調味料も目分量です。私は味が濃いので、何でも濃くなってしまい、かみさんからクレームが付きますが、彼女は、文句を言いながら私より食べています。たまに弁当にする時もあります。最近の好みは、津多屋の弁当なのですが、味が濃いので、私好みなのです。
また、今までは、あれはダメ、これはダメ、これは食べなくてはダメということには、あまり気にしていなかったのですが、コロナ騒動、ワクチン問題が起きてから、少し気をつける様になりました。先日、”日本酒”で書きましたが、スパイクタンパク質を分解するアミノ酸の5ALAの含有量が多いものなどには、意識するようになりました。それでも、多少気をつける程度です。
因みに、食べ物で含有量が多いのは、「黒酢、たこ、しいたけ、いか、バナナ、納豆、醤油、ソース、ピーマン、ほうれん草、巨峰、トマト、牛挽肉、ジャガイモ、大豆、米麹」などだそうです。
また、”ACE2酵素”というのが、人の細胞表面にあるそうですが、これがあると、感染しやすくなるとのことです。そしてこれは、日本人に多いそうです。これは、血圧が高いと活性化して、低いと不活性化するとのことです。そこで、高血圧になりにくい食材なのですが、「酸乳、イワシ、ワカメ、鰹節、胡麻、カゼイン、のり、ローヤルゼリー、醤油」などだそうです。何だか意外な感じがします。
まあ、一応これらのことは、頭に入れといて、毎日の献立を考える様にしています。と言いながらイタリアン、中華、焼肉、カツ丼、カレーなど食べたいものをやはり優先しているのが実情です。
私の基本的な考えは、”食べ物は何でも感謝して頂く”というものですから、それがカップ麺だろうが、スナック菓子だろうが、美味しく頂くものには感謝して何でも食べる様にしています。また、食べたいなら食べる、それも適度な量を、食べたくないなら食べないという考えもあります。なので、私が食に対して少し違和感を感じるのは、大食い競争です。何だか食べ物に対するリスペクトが感じられないのです。私の勝手な印象を言ったまでなので気にしないで下さい。
 人間の体は、長い飢餓の時代を経てきているので、空腹に強く、満腹に弱いそうです。以前、山で遭難した人が、一週間後に助けられたことがありましたが、その時に口にしていたのは、水とわずかな量のチョコレートだけだったそうです。少し疲れが見られた程度で、あとはどこも悪くなかった様です。たしかに、私も、食べる量を減らすと体調が凄く良くなる経験を何度もしていますので、少し体調が悪くなるとほとんど食べない様にしています。それでまた復活します。あくまでも私のやり方です。
私にとって料理とは、今日は何にするかと考えること、その材料を買いにスーパー巡りをすること、このプロセスも楽しいのですが、やはり台所に立って、作り始めて終わるまでの間、他のことを考えないでそれに没頭しているという時間が、一日の中で、貴重なものを私に与えてくれているのだと感じます。大袈裟な言い方になって申し訳ないのですが、人が、一日の暮らしの中で、没頭できる何かを持てるのは幸せな気がするのです。それは中今の状態でしょうから、自分へと戻るリセットの様な行為なのかもしれません。みなさんも、一日の暮らしの中で、少しの時間でも、夢中になれるもの、没頭できるものを見つけて、中今を感じてみてください。嫌なことも少しはどこかにいってしまうと思います。

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