構図
私は、ニュースやネットの情報などを見る時、最近、特に注意していることがあります。それは、意図的に、被害者と加害者を固定させた構図のものなどです。つまり、被害者はこちらですと決めて、彼らは、これだけ被害を受けましたが、それがまだまだ続いています、そして、加害者はこちらです、こんなに酷い事を続けています、みなさん許せますか、などという構図を作って、派手に一方的な情報を洪水の様に流し続けるものなどです。トップニュースとして報道するものには、特に注意を払います。人や国などは、両方とも、お互いに言い分というのがあります。それにもかかわらず、テレビが、こちらが善でこちらが悪です的な言い方、報道の仕方をするのには理由があります。それは、一方の利益のみを守ろうとしているからです。片方の言い分が絶対で、それを通す為には、相手がどんなことになっても構わない、むしろ周りを味方につけて潰しに行く事すらします。でも、私達が、自分がいつのまにか、よく分からないうちに、その潰される側になっていたら、どうでしょうか。全く意味が理解できないかもしれず、非常に腹が立つと思います。だから、煽り報道というのは、非常に危険で、地球全体にとって、大迷惑なことなのです。一旦、こちらが悪で、または敵だから、そんなのは潰されても致し方ない、みたいなムーブメントが作られてしまうと、それをされた側が、何を言っても、悪、敵のレッテルが貼られてますから、真実を伝えるのが難しくなります。言い分すら無視されてしまいます。テレビを操っている人達は、この様な状態にするのが目的です。MSM、テレビは理論的に考えさせないこと、感情に訴え続けて、世論操作をする為に存在してきました。前にも書きましたが、プロジェクト・モッキンバードというものです。初めからその様な存在なので、自分達の思惑通りにするために、”フェイク”、または、”関係のない昔の映像を代用すること”、”CGI”、”都合の悪いものは絶対に流さない”または”完全無視をする”などを、ずっと一貫してやり続けています。ウクライナの報道では、その様なフェイクがたくさん指摘されています。
また、BBCやCNNなどはウクライナ関連の報道を自粛すると発表しました。ロシアで嘘の報道をしたら罰せられるという法案が議会で承認された途端にこの発表です。自ら嘘でした、と暴露した様なものではないでしょうか。真実報道に自信があるのならば、ここ最近、ずっとトップニュースにしてきた問題ですから、堂々と報道すればいいと思いますがやりません。私はこれにも何か違和感を感じます。
最近は、日本でも、テレビ業界にいた人が内情を暴露したりしている様です。この人は、自分の身を守らなくて、大丈夫かなと思いますが、彼は、良心の呵責に耐えきれず行なっている様です。ただ、この様な暴露情報もすぐに鵜呑みにはせず、一旦保留した方がいいと思います。時間が経てば彼の本当の動機などが、いろいろ分かってくると思います。この様な巧みな煽り報道に乗らないためには、いつも、ニュートラルなスタンスを取るのが無難だと思います。
テレビは、上記の様な構図をずっとやって来てますから、そこで仕事をしている人は、「こんなものですよ、こんなのどこでもやってるし、視聴率が上がればいいんですよ、スポンサーの意向無視できないし、会社潰れちゃったら大変でしょう」なんて感覚になっているのかもしれません。罪悪感を持ちながらやっていたら、その方が、後々怖い気がします。自分に何かしらの形で戻ってきますから。因みに、罪悪感と羞恥心が最も低いバイブレーションだそうです。
この様な、厄介なものなのに普通に行なわれている構図とは、たぶん、どの業界にも似たようなものはあると思います。しかも、その業界ならではの構図があるのだと思います。仕事に慣れるのは大切なことです。しかし、同時に、注意が必要です。時々、自分の心に嘘をついていないか確かめながら仕事をしないと、無意識のうちに、全体に大迷惑をかけていることに加担しているかもしれません。気付いたら早めに修正したいものです。 本来、人は、地球で暮らすのに、無理をするとか、自分に嘘をつきながら何かをする必要なんて全くありません。そんなことをしても一部の誰かの為になるだけです。多くの人々が、エネルギーを奪われていることに気付いて、それを自分に向ける様になったら、もっと地球が、本来のあり方に戻れるのだと思います。
この大切な地球を癒すためには、私達は、いたずらに、遠くへ焦点をあてたり、過去や未来に焦点をあてるのではなく、”今”や”自分の内側”に焦点をあてた方が良いと思います。その方が、しっかりとした自分軸になれるし、全体にとっても好影響を与えられるのだと思います。
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