生活


 私は空を見るのが好きです。歩いているときに、ふと見上げたり、立ち止まって、じっと見上げていたり、公園のベンチに座ってずっと見上げていたり、毎日いずれかの形で空を見上げています。側から見たら何をしているのだろうとか、空に何かあるのかなとか、ただ単に変な人だな、などと思われているかもしれません。
それでもいいんです。何だか好きなので。
それで何をしているのかというと、その美しさに見惚れているのです。このことは、小さな時からずっと続いています。朝日を見つめたり、その光を反射して彩雲が出たり、一つの大きな雲が分かれて、それぞれが面白い形に変わる様や、雲一つない抜ける様な青空だったり、夕焼けのさまざまな色に感動したり、それは素晴らしいものです。飽きることはありません。一つとして同じ姿はありません。
夜空も好きです。田舎の実家の庭で見た、天の川には感動しました。ただただ凄いの一言です。これは、もう四十年以上前の夏のことです。「何やってんの」という一言で我に返り、そそくさと家に入ってしまったのが、今思うと、勿体ないことしたな、と思います。もう少し見ていたかったのを覚えてます。
ある人が、こんなことを言っていました。誰だったか忘れてしまいましたが、たしか作家だったと思います。それは、「空を見上げるのが好きな人は、故郷の星を思っているのかもしれない」というものです。先日、姉と電話で話していた時に同じことを言われて思い出しました。
たしかに、本質が意識体(エネルギー体)であるならば、次はどの星にしようかなというのはあり得ます。もしかしたら、もういくつもの星での経験をしているのかもしれません。今回は、ガチガチに重い重力の影響下で、行動など、いろいろなことに制限がかかる地球を選び、ここでは、どんな経験ができて、どんな感情を味わえるのか、もしかしたら思い切り勇気を出して、この星に来たのかもしれません。そして、今までの人生全てが地球でしか経験できないものなのかもしれません。何だか素晴らしいことですね。
そんなことを思いながら見上げていると、なかなか面白いものです。でもなるべく人がいない時や、いても悟られない様にやってます。そして、周りに誰もいない時は、思う存分やりたいだけやってます。
そういう訳で、私の話の最初に出てくる写真に、空のものが多いのも、何となくお分かりいただけたと思います。でも、あらゆる技術を駆使して、上手く撮ろうとか全く考えないで、あっと思った時に適当に撮ってます。まあ、一人で楽しんでやっている事なのです。なのであまり深く考えないでご覧頂けたらと思います。
しかし、毎日空を見ていると、いろいろなものを見ることがあります。でも、あまりに不思議なものだと、なぜか写真を撮るのを忘れてしまいます。驚いてしまうのですね。その後、落ち着いてから、あー撮ればよかった、といつもそうなります。もしその様なことがあれば、次は必ず撮ってみたいと思います。

コメント

  1. Omar Kishel より:

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