光と風が見える

意識

光と風が見える
 すれ違いざまに子供がさり気なく言った言葉です。
「僕だけかもしれないんだけど、光と風が見えるんだ」
3人組の小学生でした。あとの2人は無言で聞きながら歩いて行きました。そう話した男の子は小学3年生位の利発な感じの子でした。
この様な事を感じて、何気なく家族に話す子は結構いると思います。でも、それを聞いた家族は、「そういう事を言っちゃダメ」とか言って、押さえつけているのではないかと思います。この子は、何を言っているのだろうと、深く子供の様子を見るのでは無く、世間体をまずは考えてしまうのでしょう。場合によっては、頭がおかしいのかもしれないと親が勝手に判断して、診療内科に連れて行き、薬漬けになっている子供もいるのではないでしょうか。実際います。悲しい現実です。私が勤めていた会社の近くにあった診療内科はいつも中に入りきれず外で列をなしていました。それを見て複雑な気持ちで通り過ぎていました。そんな医者に診てもらったら、薬漬けにされて、本来の自分を失っちゃうのじゃないかと思いながら横目に見てました。どうすることもできませんものね。
でも、私のお客様の娘さんが精神科医で、薬は極力出さないと聞いて、こういう医師が増えたらいいのになと思いました。この方は、16時間のファスティングもしていましたから、製薬会社や食品会社からは煙たい存在だったと思います。特に食品会社は三度三度しっかり食べてもらわないと儲かりませんから。要するに、この製薬会社、食品会社は両方とも経営者の動機は収益をいかに上げるかなので、皆様のための健康を考えて商品開発をしているわけではありません。なので、やはり溢れる宣伝広告には気をつけた方がいいと思います。もちろん全員が全員ではないと思います。このことをはっきりと分かっている医師はたくさんいるのですが、巨大なシステムの為に太刀打ちできない様です。これはどの産業でも同じですね。私もよく言われました。システムから外れない様にした方がいいよと。一旦外れたら、生活に苦労するよ、といろいろな上場企業などの経営者の方から言われました。その度に反発してましたが。そのうち、はいはいと聞き流す様になりました。これじゃとんとん拍子に出世できませんね。でもこれで良かったと今は感じています。負け惜しみでは無いですよ。本気でそう思います。守られていたなと。何が功をそうするか分からないものです。今思うと、違和感は大事にしていたと思います。私は本当はこう思うんだけどなぁというやつです。
それにしても、あの男の子に光と風がどの様に見えるのか聞いてみたいものです。そして、周りの理解のもとで能力を活かして欲しいなと思います。
しかし不思議なものです。今回もたくさんの人が歩いている中で、この子達の会話が私の耳にはっきりと飛び込んできました。たまにあるのです。たぶん、バイブレーションなのでしょうね。同調したのだと思います。
今日はこの子の話を聞いてから何だかいい感じです。たぶんとても美しく見えているのでしょうね、光と風が。

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