自分を愛することを知る

意識

自分を愛することを知る
 ”自分を愛することを知る”とは、どういうことなのでしょうか。矢作直樹さんが監修した、「アフターライフ」という本のなかで、「人が地上でやる価値のあること」と言っています。普通は、他の人を愛するという方が、分かりやすいのではないでしょうか。でも、人は、”自分を愛することを知る”のが重要だということです。そのことを知っているか、まだ知ることができていないかの違いは大変大きい様です。
以前、何度か書きましたが、上江洲義秀さん曰く、愛とは、”完全意識”、”無限の創造、無限の建設、無限の生かし”とのことです。
つまり、完全意識が(大元が)、思った事を創造し、物質などの形にして(建設し)(例えば、石、岩、水、空気、生物、木、太陽、月、人工物など存在するもの全て)、それを(固有の特性と役割を与えて)生かす、という事です。愛は無限ということです。何から何まで全部です。その創造された中には、今の地球もあり、そこに住む様々な生物がいて、その中には人間という物質(生物)も含まれるということです。その人間の中に、大元が自分を分けた御霊が入って(一命一体)、いろいろな経験をして、いろいろな感情を味わっているという事です。もっと簡単に言うと、自分でいろいろなものを作り、たくさん作ったもののうち、人間という器の中に入り(分け御霊を、それぞれに一つ入れて、自由意志と個性を持たせ)、自分で(大元が)それぞれを経験して、感情を味わって楽しんでいるということになります。
私達一人一人に入っている分け御霊は、例えると大元の一滴です。それらは、それぞれ自由意志を持っています。なので、私達は、思った事を、創造し、建設し、生かしている側に立ちながら、同時に、唯一自由意志を持って役割を演じている、ということになります。だから、人間は、ドラマが好きなのかもしれません。また、大元は、独創的に新しい道を切り開く生き方をする分け御霊を好むのかもしれません。
 上江洲義秀さん曰く、私達は、元々完全意識だという事を忘れているとの事です。魂というエネルギー体である本質と、地球で生きる為に必要だから使っている肉体に対する意識のバランスが崩れ、肉体に重きを置いてしまった状態と言います。こうなると見た目の違いなどで、分断や差別が起きて争いになり他を支配する様になります。まさに今がそうです。だから、今こそ、このバランスを整える時期に入ろうとしているのだと感じます。
私達は、完全意識である本来の光に、膜を何層にも張っている様です。その張り具合によっては、真っ黒になってしまっている魂もある様です。その状態になると、完全に本質を忘れて、肉体が本質で、それで全部と思っているのかもしれません。私達は、それを修正する為に、その膜の一枚一枚を、様々な気づきのきっかけになる状況設定を何度もしながら、気づきを得ようとしているのだと思います。そのように、完全意識を思い出す事を延々と続けているのかもしれません。
しかし、私達は、全員、自由意志を持っているので、他の誰かに膜を取り除いてもらい、手っ取り早く完全意識に戻ることはできない様です。自分で気づくしかないということです。自分を支配できるのは自分だけということです。このことは、山田征さんも本の中で言ってました。
こういうことも含めた全てを貫いているものを、愛というのかもしれません。つまり、今存在している私達一人一人は、”自分を愛すること”をしている存在だということです。もともと自分を愛しているのですね。そして、その事実に気がついているか、気がついていないかで満たされ感の違いが出てくるのだと思います。満たされ感がある人は、他の人にも目を向ける余裕が出るのではないでしょうか。気づきが早い人は後から来る人の手助けをするという感じでしょうか。
だから、肉体を纏っている私達は、まずは、自分を愛することを知るのが大事なことになるのだと思います。それは、あるがままの自分をそのまま受け入れること、それは元々内に存在するものの表れであること、そして、全ての意識レベルはこの瞬間に用意されていることを認識して、自分を大切にすることです。
今回も、分かりにくい言い方をしました。すみません。これについては、非常に大切なものがあるので、また改めて分かりやすくお話ししたいと思います。

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