愛を送る

意識

愛を送る
 少女がハート柄の紙の上に乗り、手を組んで目を瞑っています。父親が、「何をしてるの?」と聞きました。少女は「世界中の人に愛と平和を、モンスターにも愛と平和を送ります」と答えました。
昨日、テレグラムで見つけたお話です。写真もありました。
私は、この少女の「モンスターにも愛と平和を送る」という言葉に驚きました。否定しているのではありません。ここからは、人によっては、受け入れられない話かもしれません。無理な方はスルーしてください。
モンスターとは、化け物、カバール、DS、地球や人に迷惑をかけ続けている者達などのことです。やっている事が化け物の様だから、モンスターと総称しています。この者達は、嘘をつき続け、人を騙し続け、戦争を起こし、恐怖を撒き散らし、その結果多くの人々が傷付いたり、亡くなったりしました。人身売買をして、子供を誘拐する事までしています。子供を奪われた親の悲しみや怒りは如何許りのものかと思います。この様なモンスターに愛と平和を送るとはどういうことなのでしょうか。
モンスター達は、自分の本質(完全意識、愛、真理)を膜で何重にも覆ってしまい光がほとんど見えないくらいになっています。我欲(エゴ)という膜で覆い隠してしまってます。本来の完全意識である本質を、ほぼ見失っています。無限の創造、無限の建設、無限の生かしである愛を見失っています。モンスター達の優しさ(に見えるもの)は打算という我欲から、愛の言葉(を使う時)は本質を見失っており、思いやりに欠け、他人に強制的であり、自分のやりたいことを我欲に基づいてしています。しかし、全ては神の(私達、分け御霊の)創造物です。無いことにはできません。このモンスター達も、これから、何回も転生して、気付きを得て、この何重にも重ねてしまった膜を剥がしていかなくてはなりません。今生での行ないは種となり、これからの転生でいろいろな形で芽を出し、現れます。それを自分で刈り取らなければなりません。他の人が代わりにやってくれることはありません。これが宇宙の法則だからです。どれくらいかかるかは、どれだけ気付くか、どれだけ本来の自分を思い出せるかによると思います。つまり、このモンスター達は完全意識、愛、大元の分け御魂である本来の自分を忘れているということです。
以前も書きましたが、初めに思いがあり、それが具現化し、物質化します。思ったことは宇宙のどこかにあります。この様に思いとは凄いことなのです。このモンスター達は愛を忘れ、ゆえに、心の平和も無く、いつも不調和な想念に満たされていると思います。だから、祈りという思いで、愛と平和を送るのです。この少女の言葉の「世界中の人に」という言葉の中にモンスターも入っているということです。普通は、ただ単に世界中の人にと言って終わりです。あえて、モンスターにも、と付け加えることをしているところが凄いところで、その様な祈りができる人なのです。もしかしたら、かなりベテランの魂なのかもしれません。
私は、みんなでこの様に祈りましょうとは言ってません。違和感なくできる人がやればいいと思います。嫌な思いをした人にこの様に祈りましょうなどと言ったら、怒られると思います。私が子供を誘拐された親の立場だったら、無理です、できないと思います。
実は、私は、毎日お祈りしています。その中に、「世界のみんなが、平和になりますように」という言葉があります。いわゆる、世界のみんな、という意味です。何もかも全員という意味です。これだったら違和感なくできるのではないでしょうか。どうでしょう。

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