すべては天使のささやき
「私達は、無限の力を持っています。すべてには、法則があり、それに基づいて存在しています。それは、初めに、”思い”があり、次に、”言葉”を発して、その言葉の”バイブレーション(波動、振動数)”によって、思ったことが”具現化”するのです。それらの素材は、全て同じものです。一つしかありません。これ以上小さくできないものです。それが何かは分かりません。それはあまり問題ではありません。」
この話は、上江洲義秀さんとタデウス・ゴラスさんと小林健さんの話を、私なりに解釈して、まとめたものです。
すべて同じ素材からできているわけですから、あれもこれも繋がりがあるということです。それが、法則から生じる波動の違いによって、いろいろなものになるということです。この様に、私達が思ったことが具現化するのなら、すべての始まりは私達の思いにあるということになりますから、やはり、私達には、無限の力があることになるのだと思います。
この考えに基づくと、自分が美しいと感じることや、好きなことを思い、言葉として発したら、快適な現実が具現化するということになります。逆に、嫌なこと、破壊的なことを思い、言葉として発したら、それが具現化することになります。両方とも自ら創り出したものです。もしかしたら、そういうことをして、自ら楽しんでいるのかもしれません。
私は、このことを、個人的には本当だと思い始めています。だんだんと、この考え方に対して、信憑性を感じ始めています。なぜそう思うのかというと、それは、やってみたら、そうなったからです。変な力でもなく、ましてや超能力でもありません。自分なりに、法則を確認できたのです。
例えば、身近なところでは、家族と接するのに、今までは”うるさいなという思い”が初めにあり、その思いに基づいて言葉を発していたら、態度にも表れていますから、相手もその波動を受けて、それなりの波動で返してきます。相手が優しい人でも、何回もその様な波動を受けていたら嫌になると思います。
ところが、初めにある思いが、うるさいな、から、”心配してくれてありがとう”という思いに変わったら、その思いに基づいた言葉を発することになり、態度や表情が全く変わります。相手も、心地良い波動を受けますから、それなりの波動で返してくることが多くなるのです。そしてこの心地良い波動は、周りにも連鎖していくのです。
この例だけみても、初めに思いがあり、それがどういう波動を発するものかによって、具現化する現実が変わるということが理解できるのではないでしょうか。
つまり、何かを変えたいなら、”自分が変わるのが近道”だということです。もっと言うと、目の前の現実は、自分の思いが引き寄せたものということになります。その現実がどの様なものであれ、自分にとって必要なものだということです。それをどう感じて、どう対処するかの違いで、次の現実が変わってくるということです。また、そのプロセスで気付きを得られたら、一つの課題をクリアしたことになるわけです。嫌で仕方がなくて、変えたい現実があるなら、まずは、思いを変えるのが近道だということです。
これを集合意識の場合で考えてみると、発せられる言葉が”戦争”というのが多ければそうなるということです。逆に”平和と調和”などが多くなれば、そうなるということです。
要するに、自分の本質を意識して、自分の中で、黄金時代のイメージを確立することができたら、本当に、それが具現化するタイムラインに入ることができるのだと思います。そして、それを確立してる人が多くなればなるほど、地球にそれが具現化することが早まるのだと思います。しかし、人には、自由意志がありますから、それは、画一的なものではないでしょう。また、簡単にはいかないと思います。それぞれの個性が反映されたものになるのではないでしょうか。また、それでいいのだと思います。これが、個の独立と融合の世界です。自由意志の尊重と選択の自由が前提の世界です。なので、より、愛と調和を意識した世界になると思います。
宇宙には、具現化するものは無限にあります。私達の思いが無限ですから。その一人一人の思いがどの様なものであれ、その本質は見えません。だから、すべてのものは見える様に形を取るのです。そして、すべてのものは大元が具現化したものとも言えるのだと思います。
つまり、天使が思い、天使がささやき、見えなかった大元が姿を現したということになるのだと思います。すべて、天使のささやきならば、腹を立てなくてもいいのかもしれません。自分の目の前の事象をそのように理解できたら、もっと冷静に生きることができるのだと思います。
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