真の自分になる

意識

真の自分になる
 それは、真の満足感を得るということです。
私達は毎日いろいろな事をやり続けています。しかし、本当に満足感が得られたと感じた事は少ないのではないでしょうか。
何故でしょうか。大きな理由の一つには、目的の為に手段を嫌嫌やっているからというのがあると思います。目的とはお金を得る為ということです。その為の手段は仕事です。それを嫌々何十年もする人もいるのではないでしょうか。私もそうでした。全部ではないでしょうが、嫌々の部分もあったのは確かです。要は、真の自分に気づくまで悪戦苦闘が続くということなのでしょう。気づくまでのプロセスを、または課題を、ブループリントに描いてくるのだと思います。そして、課題を達成して、真の自分に気づいたら、人生が円滑状態に入り、真の満足感を味わえる様になるのだと思います。因みに、円滑状態という言葉は、山川紘矢さんの言葉です。
また、私達は、いろいろな講演会に行ったり、他人のやり方、考え方を真似てみたりして真の自分探しをしたりします。外に探しに行っている状態ですね。内にあるのに気がついていない状態の時かもしれません。やはりこれでは、なかなか満足感を得られない様な気がします。自分の使命は、お役目は、何の為に生きているのだろうなどと思い、その答えは内にあるのに、外へ外へと探しに行ってしまっていて、これでは、気持ちも落ち着きません。浮ついてしまい、余計に分からなくなるのではないでしょうか。
 私達人間とは、一命一体であり、心が肉体を支配する存在になった方が良いのだそうです。つまり、人の本質とは、一にして多で、要するに、一人一人、個性はあるけど、一つに、大元に、繋がっているそうです。そしてこれからは次第に、個の独立と融合に向かうとのことです。個性を尊重しつつ、合意の元で共にことを成す、そこには強制は無いという事です。より満足感を得られる世界になりそうです。
 ところで、この世界、地球とはどういうものなのでしょうか。私達は、肉体を物質的に脳でコントロールしています。この脳で認知できることは限られています。目で見えるもの、耳で聞こえるものは限られています。ここからここまでの周波数が検知できる範囲であると制限があります。紫外線のように、存在が確認されてても見えないものもたくさんあります。確認されていないものはどれだけあるか分かりません。この世界はある意味限定的想像の世界なのかもしれません。地球には一定の条件があり、その条件下でしか生存できないものが制限された中で地球ならではの学びをするという世界です。この条件下でやりきったという本質はどうするのでしょうか。他の条件のところへ移動するのでしょう。
 いずれにしても、私は何の為にここにいるのだろう。何をしたいのだろう。本当に心が満たされるのは私にとって何をした時なのだろうとこの様なことを考えて分からなくなったら、淡々と目の前のことをこなすのが良いと思います。ただし、脳で考えて、エゴで行動して満足した気になっても、真に満たされることは無いのだと思います。だから、真の自分が求めている事をやれたときに、さらにそれを意識できた時に、真の満足感を得られるのだと思います。その為には、頭でごちゃごちゃ考えないで、静心状態から直感的にやってくるものに従うのが良さそうです。ただそうなだけ、淡々とこなす、これが基本です。ピンとくる直感は真の自分からのヒントです。それと、心に従うというのも良いと思います。なぜなら、心とは、真の自分が描いて来たブループリントのかけらだからです。この様に、真の自分と繋がるやり方はいろいろあります。各々が自分のやり方を見つけてやるのが良いと思います。
こうして、真の自分が経験したがっている事をしていくと、真の満足感が得られるのだと感じます。
真の自分が分かったらいいですね。
焦らず淡々と自分のペースでやりましょう。
大丈夫、すべては無駄ではありませんから。

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