同調すること、しないこと

意識

同調すること、しないこと
 私達は何か気になり出したら、気になって仕方がない状態になることがたまにあると思います。
食べ物などにこだわり出すと、添加物はダメ、人工甘味料はダメ、防腐剤が入っているからダメ、外国産の肉はホルモン剤でいっぱいだからダメ、などと例をあげたらたくさんありすぎて、真剣に気にし始めたら何も食べられなくなりますね。今書いていてなんだか気持ち悪くなりました。
この状態は、体に悪い、食べたら病気になるかも、なんだか怖いというネガティブな感情から来ています。
それでは、有機野菜等ならば大丈夫かというと、肥料の元の動物のエサが薬品まみれでしたなんてことだったらどうでしょう。
こんな、こだわりまくっている精神状態が高じたら、何も食べられなくなっちゃいますね。
私はどうしているかというと、食べ物にあまりこだわりがありません。つまり、その時ある食べ物に感謝して、ありがたくいただく様にしています。カップ麺、コンビニ弁当、おにぎり、スーパーで売っている肉、野菜など何でも普通に食べてます。もちろん好き嫌いは多少はありますけど、甘いものから辛いものまでありがたくおいしく感じられる時は頂きます。食べたくない時は一日一食のときもあります。そして快調になります。ただ、サプリは飲まないです。
以前は食べ物も、生産地、添加物の有無などを気にしたり、必要栄養素を摂るためにサプリを定期的に飲んでいた時期もありました。今思うとネガティブな感情、何かにこだわりすぎの感情が強くて、いま食べられることに感謝の気持ちが無かったように思います。そういう時は何だか体調が悪く、医者にもよく通っていました。入院したり手術もしたりという状態でした。気をつけているつもりが結果変なことになっていたのです。
今はこだわりが無くなり、感謝していただく様になりました。その結果、医者には行かず、体調も良くなり、健康診断もAです。一体どういうことなのでしょうね。気持ちの持ち様ですね。
 以前ご紹介しましたタデウス・ゴラスさんが書いた「なまけ者のさとり方」という本があります。その中で、彼は、宇宙は一種類の実体からできているが、それが何かは特定できない、と言っています。それを、弁護士の秋山佳胤さん、上江洲義秀さん達は愛という言葉で定義しています。私もそう思っています。とりあえず今はそういうことにしておきます。そうすると全ては、私の身体、目の前の机、椅子、水、土など何から何まで元は同じということになります。同じものからできているということです。
さらにゴラスさんは「拡がる力と縮まる力しか無い」とも言っています。つまりこの縮まる力で全てのものは出来上がっているということです。因みにこの二つの力のことは、山田征さんも言っています。私にはしっくりくる話です。どう感じるかは各々自由です。
では、何でこんなにもいろいろ違ったものが成立しているのでしょうか。それは、それぞれの波調、バイブレーションの違いがあり、その特有の波調で縮む力がかかっているからです。
人間も、それぞれバイブレーションが違いますし、波調が近いと何となく居心地が良く、波調があまりにも違うと居心地が悪くなりますね。よく、あの人とは波調が合うとか合わないとか言うじゃないですか。その違いを持って宇宙は絶妙なバランスを保ちながら存在しているのだと思います。
本当は私達はその仕組みを知っているのだと思います。ただ忘れているだけなのだと思います。完全に思い出したら、大元に帰ります。
話が少し横に逸れましたが要するに、添加物なども同じ一種類のものから出来ているということになります。波調が違うのですね。その波調に同調せずに、自分の感謝という高い波調を保てば何を食べてもあまり気にしなくても良いのだと思います。私達はそういうことができる存在だということです。体は正直です。食べたくないなら食べなければ良いし、食べたければ適度に感謝して食べれば良いと思います。時間で食べるのなんてもっての外だと思います。
何でもそうなのだと思いますが、変な波調には同調せず、自分の望む波調に同調する意識が大切なのだと思います。
「いただきます」は素晴らしい祝詞です。

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