良い意味での開き直り
私達は、何か行動を起こす時に、何かしら、いろいろな困難にぶつかると思います。その中で一番やっかいで、乗り越えるのに苦労するのは、実は自分の気持ちの持ち様だったりします。いろいろな理由をつけてはあと一歩先に進めないことがよくあるのではないでしょうか。本当はやりたいことがあるのに、「失敗したらどうしよう、生活できなくなるかも」などと思ったら前に進めません。上手くやろう、カッコよくやろうと考えすぎても何か不安で一歩踏み出せなくなるのではないでしょうか。そして、いろいろ悩んでしまいます。でも、よく考えてみると、現状からとりあえず一歩進んでやってみて、前の方が良かったとなったら、戻れば良い話なだけなのかもしれません。心配をよそに、思い通りに行くかもしれませんし、そうなったら凄く嬉しいですね。そして、開き直ることが出来たら悩まなくなるのではないでしょうか。
「自分を超えた自分の無意識(超意識、潜在意識)の流れでそうなっている、というのが分かっていれば心配はない」chieartさんの言葉です。
やろうとしていること、やっていることが超意識の流れなのだと気づいてできるなら安心ですね。しかし、なかなか気づかないから、ああでもない、こうでもないと悩み、苦労して、いろいろな感情を味わえるのですね。それはそれで良いのだと思います。でも、なんとか気づけたらいいですよね。どうしたら良いのでしょうか。
心とは、自分が描いてきた、ブループリントのかけらと以前書きました。魂の計画、超意識、潜在意識に繋がるわけです。なので、心に従い続けてやり続けるのが気づく近道なのかもしれません。”本当はこう思うのだけれど”というのを優先するということです。今の安定、世間体、一般常識を優先するのか、どうするのかです。実際、自分事になると、なかなか難しいと思います。
要は、私は本当はこう思うのだから、誰に何を言われてもいいや、と開き直れるかどうかです。自分軸で生きるか、他人軸で生きるか、ということになるのかもしれません。
ここで、少し言葉の定義を説明させて頂きます。私がいつも言っている、自分軸は、全体との繋がり感を持っている状態が前提です。分離感を持って何かをする場合には、自分軸が、ただの我儘になっちゃう可能性が大いにあります。自由意志の尊重と選択の自由をお互い認めた上での、個の独立と合意に基づいた融合というのが前提になります。一応これが定義の内容です。あくまでも私のフィルターの話です。
私達にとって、未知の領域は、不安や恐怖心を抱かせるものです。でも、”私はこうしたいからやる”、という開き直りに意思設定をすれば少なくとも悩まなくなると思います。さらに、楽しいからやっているとなったら他人の評価など気にならなくなります。つまり、自分の評価を他人に委ねないということになります。その分、自分のエネルギーを他人に向けないで集中できます。これで、より強く事に臨めますね。他人の評価は後からついてくる状態です。初めから他人の評価を先に求めたら、エネルギーが分散してしまい好きな事に集中できませんし、動機がずれてしまいます。
やっぱり、楽で愉しいことをやればいいのだと思います。これからはそれが出来る世の中になると思います。私はその世界に意識を向けています。良い意味で開き直りましょう。
個性を発揮する時代を楽しみましょう。
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