ここにいる意味、生きる意味

意識

ここにいる意味、生きる意味
 今の地球の状態を見てどの様に感じるでしょうか。これでいいと感じる人、仕方がないと感じる人、これではいけないと感じる人など様々だと思います。いずれにしても、地球の状態とは、私達の意識の現れなのだと思います。
 一つ目の、これでいいと感じる人は、自分の現状に満足している人達に多いのではないでしょうか。例えば、学歴や社会的地位などもそこそこで、仕事も順調であり、経済的にも満足している人達や、また一方で、そうではないけれども、なんとなく今のままで満足と感じている人達などでしょうか。その様な人達は、それなりに努力して、いろいろ耐えて、今の位置にいると思います。また、ある意味精神的にも強いのかもしれません。その様な人達の中には、他人も自分と同じ様にできて当たり前などとの思いで他人に接している人もいるかもしれません。その様な人は、同じ様にできない人達に対して、怠け者と感じてしまうのではないでしょうか。さらに、この様な人達の中には、学歴や会社、地位などで人を判断し、自分より低いと判断した人達を差別するといった分離感を持つ人もいるでしょう。この分離感というのは、何もこの様な人達に限られたことではなく、私達人間の多くが抱えている偽我意識なのかもしれません。
 二つ目の、仕方がないと感じる人は、上記の様な人達の中にもいるでしょう。しかし、どちらかというと、働いても働いてもこれ以上どうにもならないと感じている人達に多いのではないでしょうか。それは、諦めにも似た感情からそう思うのかもしれません。例えば、現実にあることですが、会社内で同じ仕事をしていても、職制により待遇が異なります。職制が違うという理由で、成績が上位の人が、その人より成績が低い人より、年収が低い場合があるのです。これは、どこかの誰かが、社会のいろいろなところで、制度的な問題をあえて作り、多くの人々は、それをあまり考えもしなかったり、それに目を瞑ったりして、それは仕方がないことと受け入れているのかもしれません。もしそうならば、そのどこかの誰かの仲間達は、その様な変なことを、ある程度の人々にバレるまで、できるだけ続けようとするのです。これらには、あえて分断をするために工作されてきた面があります。これは否定できない事実です。それを何となく受け入れてきた側にも原因があります。そして、企業のトップは、どこかの誰かの命令に従っている様です。そうしなければならない事情が複数ある様です。事情には、弱みを握られていることなどがある様で、内容は、人それぞれ違う様ですが、そうだとしたら大問題ではないでしょうか。この様な独占欲がある人が権力を握ると、社会制度などに、様々な歪みができて、なんとなく閉塞感が蔓延するのだと思います。なぜならば、彼らは全体の調和よりも、自分達の都合の良い様に、思い、語り、動くからです。その様な権力大好きチームである彼らは、同じ様なところに意識を置いているのでしょう。この様に、彼らの策を、なんとなく受け入れてる状況が長く続いているうちに、全体的にも、こんなことが、ある意味あたりまえの様になってしまっているのだと思います。
私達は、この様な閉塞感から脱する為に、自分の本心を大切にし、「それには同意しません」「従いません」ときちんと意思表示をして、一人一人道を切り拓いていくしかないと思います。私達人間には、一人一人、他人には絶対に真似することができない、自分にしかできないことがあるのです。それなのに、いろいろと他人と比較したり、お金を稼いで、地位、名誉を得て、人生優雅に暮らすことを最大目標にしたりする人が非常に多いのが現状だと思います。この様に、お金、地位、名誉を得て、人生を優雅に終わったとしても、意識は差別などの様な分離感に置かれていたらどうでしょうか。これらのことをどの様に感じるかは、今の自分の意識状態を知る上で大事なことだと思います。
 三つ目の、”これではいけない”と感じる人は、何かしらの問題意識を持っている人達だと思います。社会制度、環境、政治、経済、教育などたくさんあると思います。経済について見てみると、今までの共通認識は、いかに自分の利益を上げるかに視点が置かれていたと思います。では、相手の利益を最優先に考えるとしたらどう思いますか。これが実現したら、もっとゆったりとした豊かな世界になると思いませんか。少なくとも、独占欲に駆られる人が減る様な気がします。二つ目に書いた様に、独占欲とは、いかに自分の利益を上げるかが高じたものです。だから、お互いに閉塞感に苛まれることになるのです。
この様に、あることに対する考え方を変えるだけで、少しずつ世界を変えることができるのだと思います。だから、今からでもすぐに教育のあり方を見直す必要があると思うのです。読み、書き、計算などの”外なる教育”よりも、生きる意味、共存、共栄、共生、調和、優しさなどについての考え方を教える、
“内なる教育”が大切になると思います。例えば、人というのは、嫉妬などの思い、言葉、行為をすると、どの様な結果を齎す可能性があるのかなどを、今まで私達人間が、散々やらかしてきた具体例を挙げて説けば、分かりやすいのではないでしょうか。もちろん自由意思ですから、基本的には一人一人の自由意思に基づく思いや言葉や行為などは尊重されなければなりません。しかし、人を傷つける様な、思いたい放題、言いたい放題、やりたい放題をする人が相変わらずの状態ならば、地球は今までと何も変わらないのではないでしょうか。
もし自分が、居心地の良い地球に暮らしたいのなら、自分がその様な波動を放つ意識状態にならなければなりません。思いたい放題、言いたい放題、やりたい放題で、自分の都合のいい様に周りを合わせようとしても、波動が合わなければ、高い波動に弾かれて余計に辛くなるだけです。それはなぜなのかを学ぶ意思を持って、気付く努力をしなければ、地球は今までと何も変わりません。だから、私達人間は、もうそろそろ本気で、その仕組みを学ぶ時期に来ているのだと思います。それらを学んで、その法則通りに生きればいいだけなのです。その”内なる教育”を始める時期になったのだと思います。今の教育を受けなければ、落ちこぼれになってしまうなどの恐怖心を持つ人は、今まで通り、そうすればいいと思います。しかし、恐怖心を元にやることに何の意味があるのでしょうか。また、そうしたいという自分の真の動機は、一体何なのかくらいは考えた方が良いと思います。支配欲のかけらが僅かでもありませんか。この欲は調和的な想念ではなく、不調和な想念です。要は、自分の意識をどこに置くかです。
私達人間は、なぜ今ここにいるのか、何のために生きているのか、何のために生きるのか。今は、これらのことを、自分なりに深く考えることが必須な時期なのだと感じます。凄いときなのだと感じます。その様なタイミングの時に地球に来ると自分自身で決めて、この地球にいるのです。不調和な想念を消し去り、調和的な想念にならないと弾かれてしまうと感じるのです。そんな特別な時に居合わせている兄弟姉妹達と、調和的地球へと共に変えて行けたら、最高だと思いませんか。

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